熟年離婚後の暮らし方

木村霊

2008年01月04日 10:08

熟年離婚の場合、離婚後の暮らし方は、しっかり考えておかなくてはいけません。特に、離婚後どこに住むかは大切な問題です。若い世代の離婚なら、離婚後は実家に身を寄せるということも可能かと思いますが、熟年離婚では、親御さんも高齢の場合があるでしょうし、世代交代のため、実家があてにならないという例も多々あります。

離婚後の住まいについては、離婚前からきちんと準備しておきましょう。そのためには、まとまったお金も必要となりますから、離婚前からの貯金はとても大切です。

離婚前に妻が就労できている場合はよいのですが、そうでない場合、離婚後、たちまち生活に困ってしまうことになります。離婚後も暮らしていけるだけの金銭面での目処を立てておかなければいけません。女性の就労は、それでなくても難しい問題があります。賃金格差もあります。熟年離婚の場合は、なおさら賃金格差を覚悟しなければならないでしょう。

離婚後の生活費はどれくらいになるのかは、離婚前から計算をし、それに見合った住居を探すようにしなければいけません。

長い間の我慢からやっと解放される熟年離婚。離婚後の生活が少しでも幸せであるように、用意周到に着々と準備をすすめましょう。必要なのは、1にも2にもお金です。

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