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2007年12月27日

熟年離婚の理由

誰も好んで離婚するのではないと思います。特に熟年離婚の場合は、20年以上もいっしょにいた人と別れるのですから、それだけの理由があったといえるのではないでしょうか。一般的な離婚の理由としては、借金問題や浪費、浮気、DVなどが上げられると思いますが、熟年の離婚の理由は、もっと複雑です。

もちろん、一般的な離婚の理由を長年我慢し続け、ついに熟年離婚!という例もあるとは思いますが、それ以外に、「長年にわたる小さな我慢が積み重なって自由になりたい」とか「我慢の限界」という理由が増えてきます。特に性格の不一致といった、漠然とした離婚の理由が多くなってくるのも特徴です。

小さな不一致が長年つもりにつもって、ついに離婚となってしまうわけですね。夫の側から見ると、理由にもならない離婚の理由という場合もよくあります。

一般的に、年齢が上るほど、日本人男性には男尊女卑の考え方が残っています。妻の側から見れば、それが離婚の大きな理由となることも少なくはありません。残り少ない人生を一人の人間として、誇り高く生きたいと願った時、妻の側からの熟年離婚は現実のものとなるのです。夫からの感謝の言葉を待ち続け、待つことに疲れてしまったという人もいます。また、夫の定年退職を機に、自由を奪われたような気持ちになって熟年離婚を決意した人もいるのです。


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Posted by 木村霊 at 10:15 │理由について