熟年離婚をするためには

熟年離婚をするためには、いろいろと準備しておかなければいけないことがあると思います。もちろん熟年離婚だからといって、若い夫婦の離婚と特別に違うということはないと思いますが、熟年離婚だからこそ、若くない分、用意周到にしておかなければ、たいへんだと思うのです。

熟年離婚の場合、妻は無職か、パート程度の収入しかない場合がほとんどです。熟年離婚した後、一番困るのはお金の問題です。熟年離婚を決行するまでには、できるだけたくさん夫に内緒の貯金を作ることをおすすめします。家計簿を夫にチェックされている場合には、領収書のいらない「御祝」などの項目で、少しずつ貯金するようにしましょう。また、捨ててあるレシートを拾って活用するという手もあります。チリも積もれば山となる！です。

離婚後に住む場所を探すにしても、敷金や家賃など、まとまったお金が必要です。仕事がみつかるまでの間、暮らしていくためにもお金が必要です。熟年離婚の場合、仕事が簡単に見つかるとも思えません。少しでも多くの貯金をしておきましょう。そして、できることなら、離婚前に、就労しておくようにしましょう。離婚後の生活基盤をしっかり計画することが欠かせません。

熟年離婚の場合、年金の分割制度を利用することになると思いますが、これにも手続きは必要です。いろいろな相談機関を利用し、情報を集め、自分に少しでも有利になるように準備することをおすすめします。