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2008年01月01日

熟年離婚と慰謝料

離婚する場合、慰謝料が支払われることがあります。しかし、離婚する夫婦のすべてに慰謝料が発生するわけではありません。離婚の原因を作った有責行為があった場合に、有責行為があった側が慰謝料を支払うことになるのです。ですから、離婚の理由が、浮気といった不貞行為であった場合には慰謝料が発生しますが、性格の不一致といった離婚の理由の場合、慰謝料が支払われないケースもあります。

離婚には、協議離婚と、そうでない離婚。つまり、調停や裁判による離婚があります。調停や裁判の場合は、慰謝料についても取り決めができますが、協議離婚の場合は、二人で話し合うことになります。熟年離婚の場合、離婚原因が長年の不満の蓄積であるため、有責者があいまいになることも多いでしょう。熟年離婚を決意しているのなら、争うことになった場合にそなえて、自分が傷ついた内容などを、常にメモしておくことも必要です。浮気などがあった場合には、証拠となるものを、しっかりと残して置くようにしましょう。

離婚してからの生活は苦しくなります。少しでも慰謝料が貰えるように頑張りましょう。また、慰謝料は分割して貰うよりも一括して貰うほうが良いでしょう。支払いが滞ることがあるからです。



Posted by 木村霊 at 10:07 │慰謝料