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2007年12月29日

実際にあった熟年離婚

身近にあった熟年離婚のお話しです。私の知り合いの熟年離婚した夫婦には、一人のお子さんがおられましたが、もう立派に成人なさって、それを待って妻の側から熟年離婚を切り出されました。熟年離婚に至るには、様々な確執があっても、子どもの成人まで踏みとどまるという例も多いように思います。不仲な両親を見せる方が、子どもにはよくないという意見もありますが、金銭的な問題を考えた場合、どうしても、熟年離婚といわれる年月を我慢することになってしまうのが実情ではないでしょうか。

彼女達の熟年離婚の理由は、嫁姑問題でした。彼女は、長男の嫁という目で長年見られることに耐え切れなかったと言います。人間扱いではない物扱いだったと言うのです。そして、夫は、嫁と姑の間に入ろうともせず、妻の問題と無関心だったそうです。嫁姑問題は、都会の人にはあまり話題にもならない話しかもしれませんが、田舎に行けば行くほど深刻な問題として、まだまだあるのです。

熟年離婚のために、年金分割できる2007年4月まで、必死に待ったと言っていました。もちろん、熟年離婚に至るまでは揉めに揉めたと言っていましたが、今、彼女は、晴れ晴れとした顔で毎日を謳歌しています。

今まで人権を無視された生活を送っていたことを思えば、これからの人生は、貧乏をしても自由に生きたいと言っていました。


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Posted by 木村霊 at 10:14 │実際の例